中学生が取材や記事づくりに挑戦する「1日新聞記者教室」が12日、愛媛県松前町筒井の松前総合文化センターなどであった。松前ホッケークラブの生徒10人が、秋の愛媛国体に向けて練習に励むホッケーチームを取材し、新聞づくりを体験した。
 子どもの文章力やコミュニケーション力を高めるため、センターと愛媛新聞社が共同で開いており4回目。中学生は同社記者から質問の仕方やメモの取り方を教わった後、国体の会場にもなっている町ホッケー場(同町鶴吉)へ向かった。
 ホッケー場では、少年女子で出場を目指す県内の高校生と、富山の強豪校が親善試合中。中学生記者は試合を撮影し、選手や監督らに試合状況やチームの目標などを積極的に質問してパソコンで原稿を仕上げていった。