愛媛県八幡浜市北部の山あいに位置する日土町野地地区で、住民が自宅の庭で育てたシバザクラが色鮮やかに咲き誇り、見頃を迎えている。16、17の両日は「芝ざくらまつり」と銘打ち、花のじゅうたんを一般公開する。
 約800平方メートルに広がるシバザクラは、約30年前に上田フジ子さん(83)が庭に植えた1株がきっかけ。きれいな花に魅せられたという隣の岡田チサコさん(84)も栽培を始め、協力しながら年々広げてきた。
 2011年から開いている芝ざくらまつりは、旧日土東小学校(同市日土町)をメイン会場に手延べうどんや石窯ピザ、手作りまんじゅうなどの特産品を販売。シバザクラ会場にはシャトルバスが随時運行する。