愛媛県八幡浜市は18日、バス路線のない市北東部の高野地・古谷地区(住民154人)と市中心部を結ぶ乗り合いタクシーの運行を始めた。21日には隣接する津羽井地区(212人)でもスタートする。
交通手段を持たない高齢者らの買い物や通院などでの利用を想定しており、2路線とも週2日、予約に応じて1日最大5便運行する。料金は大人300~500円。アトムタクシー(同市)に運行を委託し、運行費と運賃収入の差額は市が負担する。
市は、実証実験を行っていた市南部の中津川、釜倉・若山両地区でも今年11月から乗り合いタクシーを本格運行している。