乗車マナーアップへ高校生が呼び掛け 整列乗車などPR
電車やバスを気持ちよく利用してもらおうと伊予鉄道(愛媛県松山市)は7日、松山市湊町5丁目の松山市駅で、近くの3高校の生徒と啓発クリアファイル約700枚を配り、車内でのマナー向上を呼び掛けた。
同社の「乗車マナーアップ!キャンペーン」(20日まで)の一環で、2010年度から毎年行っている。期間中は電車やバスの車内アナウンスでも思いやりのある乗車を啓発する。
7日は社員7人と、済美高、聖カタリナ学園高、松山南高の生徒計23人が参加。通勤通学客が多い午前7時20分から約1時間、席の譲り合いや整列乗車を呼び掛けるクリアファイルをあいさつとともに手渡した。
松山南高1年の女子生徒(16)は「笑顔で渡すことを心掛けた。自分も乗車マナーを守りたいとあらためて思った」と話していた。