松山競輪開設65周年記念「金亀杯争覇戦(GIII)」の最終日は3日、松山競輪場(瀬戸風バンク)で11レースを行った。S級決勝は井上昌己(長崎)が優勝し、愛媛の橋本強(松山聖陵高出)は4着だった。
 井上は最後の直線で中盤から一気に伸ばし、激しいつばぜり合いを繰り広げる先頭集団の横を駆け抜けた。橋本は後方から徐々に順位を上げ、4着でゴールした。
 橋本は「優勝はできなかったが、持っている力は出し切れたので納得している」と地元での決勝レースを振り返り「今後は脚力をアップさせて戦っていきたい」と、さらなる飛躍を誓っていた。