世界最大級の浮き葉をつけるスイレン科の水生植物「オオオニバス」の苗の植え付けが18日、今治市山路の市民の森公園であり、市職員が園の名物の順調な生育を願い作業した。 
 オオオニバスは南米原産。市は1975年から市民の森公園で栽培しており、葉は大きいもので直径1・7メートルまで育つという。
 7月中旬~9月末ごろの2夜、初日に白、2日目にピンクの花を咲かせる。日本では越冬できないため温室で発芽させ、気温が上がり始める6月に屋外水槽に移している。
 今年は実験的に例年より低い17~20度の水温で苗を育てて時期を早めて植え付けた。