介護施設の入居に関する名義貸しトラブル解決名目で150万円をだまし取られたとして、愛媛県今治市の80代の無職の女性が21日、今治署に被害届を出した。
 署によると、2015年12月下旬、女性方に介護施設の関連業者を名乗る男から「新しく介護施設ができるので、入居しないなら名義を貸してほしい」と電話があり、承諾。金融庁や介護施設の弁護士を名乗る男から「名義貸しは違法行為」「安い部屋を借りる契約料150万円を立て替えたら事件にならない」などと言われ、28日に宅配便で現金を都内に送った。