タオルやじゃこ天などの地場産品を展示即売する「今治せんいまつり」が8日、愛媛県今治市旭町2丁目の今治地域地場産業振興センターで始まり、大勢の買い物客でにぎわっている。9日まで。
 地場産品の魅力をPRしようとセンターが毎年開き、35回目。地元企業のほか東北や近畿などの地場産業振興センターも参加し、計42業者が出店。盛岡冷麺や紀州南高梅の梅干しなど各地の特産品が並んだ。
 市内のタオルメーカー6社は特価で販売。来場者は肌触りなどを確かめながらじっくり品定めしていた。
 広島市から訪れた男性会社員(51)は「家族からタオルの購入を頼まれていたので、いいものが安く手に入ってよかった」と満足そうだった。