仕事の楽しさややりがいを知って―。愛媛県松山市針田町のたちばな小学校で23日、さまざまな分野で活躍する人から直接話を聞くキャリア教育の授業があり、6年生約100人が将来に思いをめぐらせた。
 NPO法人いよココロザシ大学(泉谷昇理事長)の協力で実施。8業種の「市民先生」を招き、1人ずつ別の教室で計2回の授業を行った。
 カメラマン重岡真美さん(37)は仕事内容や選んだ理由を明かし、「やりたいことをあきらめないことが大事。自分を好きでいるとあきらめないし、輝いて生きる道につながる」と語った。ITコンサルタント松本英次さん(46)は、「仕事とは長所を生かし、世の中の役に立つことだと思う」と説明。「家族とも今の勉強とどんな関係があるかを話し合って」と呼び掛けた。