愛媛県の「3R企業エコツアー」が5日、松山市などであった。廃油からバイオディーゼル燃料をつくる工場などを約30人の親子らが見学し資源の大切さを学んだ。
 「3R」は、廃棄物のリデュース(排出抑制)リユース(再使用)リサイクル(再資源化)を指す。
 ダイキアクシスの工場(松山市北吉田町)では家庭やコンビニから使用済み天ぷら油を回収し、バイオディーゼル燃料をつくる方法を学習。社員は「廃油を再利用すれば排ガスがきれいになり、ごみの減量や二酸化炭素の排出削減、川や海の水質保全にもつながる」と説明した。