住んでいる町をテーマにした物語を作り、地元の良さを感じてもらおうと、大型絵本作りが20日、愛媛県伊予市双海町串の下灘コミュニティーセンターであり、小学生37人が力を合わせて作品作りに取り組んだ。
 絵本や紙芝居の読み語り活動をしている同市の「読み語り隊」主催した。制作中の絵本は地元の海と野生動物をテーマにした2作品で、大きさは見開きで縦64センチ、横95センチ。
 児童は班に分かれて役割分担し、文字を書いたり、飾りを作ったりして絵本を作っている。絵を描く児童はできるだけ筆を使わず、手に絵の具を塗って魚や動物を手形で表現している。
 完成した絵本は、10月13日にJR下灘駅で行われる鉄道の日イベントで発表する。