四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の再稼働の是非を問う住民投票をめぐり、八幡浜市選挙管理委員会は29日、市民グループが提出した署名簿を有権者に公開する1週間の縦覧を終了した。期間中に4件計381筆分の異議申し出があった。市選管は再審査して、1月11日までに確定署名数を告示する。
署名は一部の市議らでつくる市民グループ「住民投票を実現する八幡浜市民の会」が7日、1万1176筆を提出した。市選管は22日、「重複」や「自署でない」といった理由により1346筆を無効、9830筆を有効とする審査結果をまとめ、23日から署名簿の縦覧を実施。期間中に延べ24人が縦覧した。