社会人に学び新聞作り 松山東雲女子大で作品審査
社会で活躍する卒業生らに学び、理想とする社会人像を明確にする「キャリア論」を受講する松山東雲女子大の学生が作った新聞29点の審査がこのほど、愛媛県松山市桑原3丁目の同大であり、上位12点を選んだ。
愛媛銀行の寄付講座として9月に始まり、1年生を中心に約130人が受講。女性の社長や銀行支店長、保育士らの話を聞き人生設計の大切さなどを学んだ。継続的にスクラップした新聞記事などを基に議論を重ね、2~5人のグループに分かれて新聞を作成した。
同大教職員や愛媛銀行員、愛媛新聞社員が審査。女性が社会で仕事をする上での問題点やマイナンバー制度、子どもの虐待防止などを取り上げた新聞をバランスや読みやすさなどで評価した。
全作品を1月5日から約10日間、校内展示する。