愛媛県今治市の産婦人科診療所で出産直後の死亡などが相次ぎ日本産婦人科医会に指導された問題で、県今治保健所は16日、同市の産婦人科で医療法に基づく臨時の立ち入り検査(医療監視)を行い、安全管理体制などを調べた。
 産婦人科には午前9時ごろ、保健所の医療監視員ら8人が足早に入った。約2時間半にわたり、2014年8月の前回定期検査後のカルテの記入漏れの有無や、対応できない問題発生時の緊急搬送先の確保状況などを確認した。