愛媛県四国中央市は9日、本年度に始まった子ども・子育て支援新制度に基づき算定していた保育料について、5世帯(園児5人)の4~8月分計11万円を過徴収していたと発表した。対象世帯を職員が訪問して謝罪し、過徴収分は9月以降の保育料で相殺して調整する。
 市こども課によると、1世帯当たりの過徴収額は5000~4万円。新制度に向け構築したシステムで、保育料算定の基準となる市民税所得割額への減税の調整措置を求めた3月31日公布の内閣府令を反映していなかった。