増加している訪日外国人の対応に役立ててもらおうと、公益財団法人明治安田こころの健康財団が13日、コミュニケーション支援ボード約1200個を愛媛県警に贈呈した。
ボードは日本語を含めた6カ国語に対応しており、交番用とパトカー用、警察官携帯用の3種類がある。障害があってコミュニケーションを取りにくい人や日本語の話せない外国人などと会話する際に活用する。
県警本部で贈呈式があり、ボードを受け取った中川純市生活安全部長は「現場の視点に立ったコミュニケーションツール。国際交流が増加しており、治安向上に役立てたい」と語った。
県警によると、今週中に県内全ての警察署や交番、駐在所に配る予定。