愛媛県消防学校の初任教育課程の卒業式が25日、松山市勝岡町であった。半年間、寮生活を送りながら知識や技術を身に付けた初任教育訓練生66人は13消防局・消防本部で任務に就く。
 卒業生は10~30代で、消防関係法令に加えて消火や救急、救助の実技を習得した。総代を務めた松山市消防局の船井駿一さん(30)は「地域の安全を担う職務に責任感と使命感を持って全力で挑む」と誓い、卒業証書を受け取った。
 酒井徹夫校長は「一日も早く住民から信頼される立派な消防士になることを期待している」と激励した。