愛媛県宇和島市三間支所の新築と三間公民館の耐震改修の竣工(しゅんこう)式が24日、同市三間町宮野下の支所新庁舎であり、関係者ら約30人が完成を祝った。新支所の業務は24日からスタート。公民館の一般利用は10月1日から。
 支所新庁舎は鉄骨平屋で、床面積約577平方メートル。車いす対応型カウンターや点字ブロックなどを設置したほか、三間地域は津波被害が想定されていないことから災害時の代替施設として利用する。
 公民館は鉄筋コンクリート2階建て、延べ床面積約1070平方メートル。旧施設の調理室をキッチン付きの会議室に造り替え、避難場所などに使えるようにした。
 両施設とも老朽化や耐震機能不足などの理由で1月に着工。工事費は計約3億円。