12日の「看護の日」を記念するつどいが14日、愛媛県松山市湊町5丁目のいよてつ高島屋であり、家族連れなどが体験コーナーや健康相談を通じて、人々の健康を支える看護の役割に理解を深めた。
 県看護協会が10ブースを開設、手軽にできる体力チェック法として、タオル絞りによる筋力診断や、ストローでティッシュを吸い付けた時間で肺機能を確かめる方法などを紹介した。特殊な装具で高齢者と妊婦の運動機能を体感できるコーナーもあった。
 子どもらは、ナースキャップや白衣を着用して記念撮影を楽しんだほか、看護師の仕事にも挑戦。心音と呼吸音を再現できる医療用模型を使った聴診体験では、「聴診器は胸に密着するようにしっかり当てて」などと教わり、興味深そうに鼓動を聞いていた。