多くの学生に採用試験を受けてもらい、優秀な人材確保につなげようと、愛媛県警は3日、松前町西古泉の県警察学校で「リクルーター指名式」を行い、20代を中心にした若手の警察官と一般職員計96人に指名書を交付した。リクルーターは出身校の後輩らに仕事を紹介し、勧誘活動を行う。
 式で松岡重栄警務部参事官は、採用試験から身長や体重などの身体基準が廃止された点と、1次試験に体力試験が追加される点を重点的に説明するよう求め「景気が回復傾向にあり、採用側には厳しい情勢だが、気力、体力、知力に優れた人材の確保に努めてほしい」と呼び掛けた。