猛暑が続く愛媛県大洲市で3、4の両日、大洲川まつり花火大会(市観光協会、市など主催)が開かれた。連日炎天下にさらされている大洲城は3日夜、光のシャワーを気持ちよさそうに浴びていた。
 3日に肱川橋下流の肱北河原(中村)、4日に上流側の肱南河原(大洲)で計4000発を打ち上げ。3日の会場は大洲城の近くで、天守と花火の共演を写す写真愛好家が多い。
 常時天守を包むように開く花火は圧巻で、広場の大洲藩ゆかりの儒学者中江藤樹像も、城に映える大輪を正座して見守っていた。