全国で選抜された消防署員が救助技術を競う第45回全国消防救助技術大会が24日、愛媛県松山市市坪西町の松山中央公園で開かれ、日ごろの訓練で培った技術を披露した。
 全国消防協会主催で、全国大会開催は四国で初めて。733消防本部の16万人から選び抜かれた約1000人が、水上と陸上の部、計16種目で競った。
 開会式で高橋淳会長が「救助技術は隊員の熱意とたゆまぬ努力で着実に発展を遂げ、海外からも高い評価を受けている」とあいさつ。
 運動広場で行われた陸上の部で隊員はほふく救出やロープブリッジ渡過で技術の正確さと速さを競い、アクアパレットまつやまでの水上の部はチームを組んだ隊員が溺者救助などを行った。
 消火・放水体験や松山のグルメブースもあり、多くの家族連れらでにぎわった。