松山周辺でとれた海・山の幸を使用した料理教室が23日、松山市宮西1丁目の愛媛新聞・フジカルチャースクールであり、小中学生と保護者27人が、素材の特長を生かした料理にチャレンジした。
 地元産品の魅力や調理の仕方を知ってもらい、地産地消につながればとフジ、ウイークリーえひめリックが主催。講師を務めた料理研究家の中村和憲さん(52)が、まつやま農林水産物ブランドに認定されている「松山長なす」「ぼっちゃん島あわび」などを使用した6種のレシピをこの日のために考案した。
 このうち「松山長なすのまるごと香り漬け」の調理では、参加した児童らが手を紫色に染めながら懸命にナスに藻塩をもみこみ、レンジで加熱。保護者の助けを借りながら、しょうゆにショウガや大葉などを加えた液に浸し、香り高い一品に仕上げていた。