障害への理解を深め、作業所に親しみを持ってもらおうと愛媛県八幡浜市八代の精神障害者通所作業所「王子共同作業所」は2日、地域住民らを招いた餅つき交流会を開いた。利用者や市民らが、湯気が立ち上るつきたての餅を頬張り和やかなひとときを過ごした。
 作業所を運営する八幡浜地域家族会などが毎年開催し25回目。餅つきは、作業所で袋詰め作業を行っているクラッカーを参加者全員で鳴らしてスタート。交代で元気に餅をつき、早速あんこや大根おろしと合わせて口にしていた。市内の病院やボランティアグループによるバザーもあった。