愛媛県西条市の農家などの女性21人でつくる市生活研究協議会丹原支部は11月4日、会員が作った農産物や加工品を小包で全国各地に送る「土のめぐみ冬便」の予約受け付けを始める。12月10日まで。松木明子支部長(67)は「新たなメンバーが加わり、みんな意気込んで準備しているので期待してほしい」とPRしている。
 冬便は、地元を離れている旧丹原町出身者らに古里の香りを届けようと、1996年から毎年実施。今年は愛宕柿や横野柿、柿ようかん、サトイモ、大根漬け、手作りみそ、パットライスなど計11品に加え、冬便20回目記念サービス品として会員手作りのアクリルたわしを詰め合わせる。
 送料と消費税込みで1箱4200円。郵便振替で丹原郵便局「土のめぐみ」実行委員会(口座番号01680-0-20772)に入金すると、12月24日に発送される。問い合わせは松木支部長=電話0898(68)6478。