西日本高速道路四国支社は25日、冬季の積雪による通行止めを減らすため、高知自動車道の川之江東ジャンクション(JCT)―大豊インターチェンジ(IC)の延長27キロで26日~2015年3月31日の積雪時にスタッドレスタイヤとスノータイヤ装着車に限り通行できる冬用タイヤ規制を実験的に実施すると発表した。
 四国支社では、積雪時に凍結防止剤散布や除雪作業を行った上で、ノーマルタイヤで走行できない場合は通行止めにしている。実験する区間では13年度に積雪で通行止めが四国で最多の9回発生し、利用者から約500件の意見や苦情が寄せられたのを受け、実施する。