県内中小製造業の経営基盤強化に向けた研修「ものづくり中小企業工場管理者等養成道場」が23日、愛媛新居浜市大生院のえひめ東予産業創造センターで始まり、東・中予の鉄工業や製紙業などの管理者ら30人が効率的な工場運営の手法を学んだ。
 企業の収益向上につなげようと、同センターが県委託で初めて開催。事業費約890万円。講師派遣には中小企業基盤整備機構が運営する中小企業大学校広島校(広島市)の協力を得た。受講生は20~50代の中堅管理者や候補者。来年6月まで16日間の日程で、品質管理実践法やコストダウンの手法など4教科計104時間のカリキュラムを習得する。