県内の写真愛好家でつくる二科会写真部愛媛支部の作品展が22日、松山市宮西1丁目のフジグラン松山5階ギャラリーで始まった。会員らの力作45点が訪れた人たちを楽しませている。26日まで。
 愛媛支部は1970年、写真家の故原田政章さんと故渡部章正さんが中心となり、四国の愛好家を集めて結成した四国二科会写真部が前身。以来、県内写真界の発展と向上に寄与してきた。
 支部展は隔年開催しており6回目。今回は会員43人に加え、原田さんと今年4月に亡くなった渡部さんの遺作を展示した。
 愛らしい動物の姿から各地の四季折々の風景まで、独自の視点で捉えた多様な作品が並ぶ。来場者は込められた作者のメッセージを感じ取りながら、一点一点じっくりと鑑賞していた。