松山など4市で防災タウンページ登場
NTTタウンページ(東京)の岡田昭彦社長は22日、災害発生に備え、公衆電話マップや自治体の指定避難所などを掲載した「防災タウンページ」を愛媛県の松山、西条、新居浜、四国中央4市で発行したと県庁で中村時広知事に報告した。4市の全家庭や事業所に計約42万3000部配布する。
全国で順次発行しており、愛媛では県と1日に結んだ防災啓発発信協定に基づき、初めて製作。災害時の必要物資や生活再建の手順なども紹介している。
タウンページ本誌でも災害からの身の守り方や、南海トラフ巨大地震の被害想定など防災情報を充実させた。岡田社長は「今後は英語版や音声対応なども含め、防災タウンページをマルチメディア化していきたい」と話した。