動物の飼育管理を体験する「とべ動物園サマースクール」が7日、愛媛県砥部町上原町の同園であり、小学1~3年生と保護者14組28人が獣舎の掃除や餌やりに挑戦した。動物や飼育員との触れ合いを通して、生き物と接する心構えを学んだ。
 毎年夏休みに開催しており、28回目。渡辺清一園長が「ものが言えない動物と関わるには相手を思いやる心が必要。毎日動物を一生懸命観察して健康管理をしている飼育員のお手伝いをして、考えてみてください」と呼び掛けた。
 参加者は獣舎や動物病院、調理棟などに分かれて仕事を体験。子どもたちは、アフリカゾウの餌の大きな葉を運んで食べやすい大きさに切ったり、カバ舎の壁をブラシで丁寧にこすったりと、額に汗して奮闘した。