えひめいやしの南予博2016実行委員会は20日から、真珠やミカンなど南予の地域資源をインターネットで学んでもらう「えひめ南予通信大学」を開講する。受講者3000人の目標に対し、18日時点で1572人の事前登録があり、実行委事務局は「パソコンやスマートフォンで手軽に受講できる。愛媛ファンを増やしたい」と話している。
 「―通信大学」は南予の魅力を発信しようと愛育フィッシュ、真珠、シルク、ミカン、ニホンカワウソの5テーマで、11月19日まで開講する。講師役の大学研究者や生産者、自治体担当者らが出演する1回7分程度の映像教材を各テーマとも計9回配信し、受講者に産地の特色や現状などの理解を深めてもらう。
 受講は無料。現地研修(交通・宿泊費など受講者負担)もあり、成績上位20人には南予の特産品を贈る。「―通信大学」のアドレスはhttp://gacco.org/nanyo/ 問い合わせは実行委事務局(県観光物産課)=電話089(912)2492。