夏の参院選に向け県選挙管理委員会は28日、愛媛県庁で投票用紙255万枚などの発送準備をした。30日に県内20市町選管と県の3地方局に送付する。
 県選管によると、3月2日時点の選挙人名簿登録者(有権者)数は116万4724人。今回は「18歳選挙権」により18~19歳の約2万人が有権者に加わると想定している。選挙区と比例代表の普通投票用紙は各126万5000枚、点字は各7800枚、船員は各2200枚を準備した。
 萩原啓書記長は「約70年ぶりの選挙権年齢引き下げにより県民の関心が高い選挙。入念な準備で執行に万全を期そう」とあいさつ。職員約30人が不在者投票用封筒など62種類を20市町ごとに仕分けした。