愛媛県の西条、新居浜、四国中央の3市在住の写真愛好家の作品を集めた「第8回東予写真愛好会作品展」が西条市ひうちの市地域創生センターで開かれており、色鮮やかな風景や何げない生活のワンシーンを切り取った一枚が訪れた人を引きつけている。18日まで。
 50~80代10人の計約40点を展示。毎年開催しており、集まった写真を見て、互いに批評したり、表現方法を学んだりして切磋琢磨(せっさたくま)しているという。
 会場には空手の寒稽古で震える娘を海から抱きかかえる母親の姿を写した作品をはじめ、石鎚山系で生活する人々やそこで飼われている犬を紹介したシリーズなどが並ぶ。人の顔に見える石の写真に驚かされる人もいた。