和田重次郎の功績発信 松山 偉人顕彰団体が意見交換

 犬ぞりで北極圏を探検した愛媛県出身の冒険家・和田重次郎(1875~1937年)の功績を広く発信しようと、NPO法人和田重次郎顕彰会(松山市)は5日、松山市本町1丁目の南海放送で、江戸や明治期に海外で活躍した偉人を顕彰する団体とトークセッションを開いた。
 米国アラスカでイヌイットを救うため村をつくったフランク安田(1868~1958年)を語り継ぐ友の会(宮城県石巻市)と、ペリー来航時に通訳として活躍したジョン万次郎(1827~98年)をたたえるウェルカムジョン万の会(高知県土佐清水市)を招いた。
 友の会の里見亮顧問(42)は「マイナス40度の世界で犬ぞりを走らせると凍傷になる。実際に現地へ行くと重次郎のすごさが分かる」と力説。「同じ時代を生きた偉人として、互いに協力したい」と話した。
 ジョン万次郎の生涯を題材に制作したかるたを紹介した田中裕美会長(68)は「子どもが手に取りやすいと考えた」と説明。和田重次郎顕彰会の田中和彦会長(62)は「仲間を一人ずつ増やし、知名度の高さで2人に早く近づきたい」と語った。
 6~21日、松山市一番町3丁目の坂の上の雲ミュージアムで、3人を紹介するパネルやミュージカル「オーロラに駆けるサムライ 和田重次郎物語」のアラスカ公演(2015年5月)の写真などを展示する。
 

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 6~21日、松山市一番町3丁目の坂の上の雲ミュージアムで、3人を紹介するパネルやミュージカル「オーロラに駆けるサムライ 和田重次郎物語」のアラスカ公演(2015年5月)の写真などを展示する。
 

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