四国電力の佐伯勇人社長は8日、愛媛県庁で中村時広知事に伊方原発3号機(伊方町)が7日に営業運転を開始したと報告した。佐伯社長は「安全確保にゴールはなく、さらに安全性を高めたい」と述べた。
 伊方3号機は2013年7月、再稼働の前提となる審査を国の原子力規制委員会に申請。16年8月12日に再稼働し、調整運転から営業運転に移行した。
 中村知事は「(運転に)緊張感を持って臨んでほしい」と強調し、異常事象に関する通報連絡を徹底するよう重ねて求めた。