冬の国道の安全を確保しようと、国土交通省松山河川国道事務所は25日、愛媛県松山市東石井4丁目の松山第1国道維持出張所で雪氷対策出動式を開き、凍結防止剤散布車や除雪車の点検などを実施した。
同事務所と道路維持工事業者の計約20人が参加。横尾和博所長(41)が「愛媛は温暖だが、国道33号などの山間部や峠は雪が降りやすい。通行確保に万全を期してほしい」と訓示した。
散布車と除雪車など5台のエンジンや機器の作動を点検し、凍結防止剤の散布訓練や雪で動けなくなった車両の移動訓練も行った。
横尾所長は「冬用タイヤ装着やチェーン携行に加え、出発前に気象や道路情報を確認してほしい」と呼び掛けている。