国道196号今治道路の最後の区間となる今治インターチェンジ(IC)-今治朝倉IC間の起工式が13日、愛媛県今治市新谷の今治朝倉IC施工箇所であり、関係者ら約160人が工事の無事と早期完成を祈った。
 今治道路は、今治小松自動車道の今治湯ノ浦ICと瀬戸内しまなみ海道の今治ICを結ぶ延長10.3キロの自動車専用道路。
 国土交通省松山河川国道事務所によると2012年度に着工し現在、今治湯ノ浦IC―今治朝倉IC間で工事を進めている。15年3月末時点の事業進捗(しんちょく)率は41%で、全線開通時期は未定。
 今治道路が完成すると、しまなみ海道と松山自動車道が接続され、高速道路ネットワークが形成されるとともに今治市内の渋滞緩和も期待されるという。