国際テロに備え連携を強化する「三島川之江港危機管理コアメンバー会議」(危機管理担当官・大内桂一四国中央署長)の会合が26日、四国中央市三島中央5丁目の同署であり、7機関16人が情勢などを共有した。
同会議は2004年に発足し、今回で14回目。大内署長が「来年は愛媛国体、4年後には東京五輪が控える。水際での対策に向け引き続き連携を図りたい」とあいさつ。斉藤敏幸新居浜海上保安署長は「三島川之江港は外国船の入港が多く、特に注意が必要」と態勢強化を訴えた。
参加者は、不法入国や不審物などテロに結びつく問題への連携を再確認。今治海上保安部の巡視艇「せとぎり」に乗船し、港内を視察した。