愛媛県の宇和島商工会議所青年部は20日、「第2回地にぎりグランプリ(GP)」のエントリー6作品を発表した。ブリのツナ缶とマヨネーズを詰めたものや、郷土料理のふくめんを模したものなど、ユニークなおにぎりが並んだ。
 11月9日の宇和島市産業まつりで、投票券付きの部門別おにぎりセット(3個入り、みそ汁付き500円)を各300セット販売し、人気投票を実施。料理研究家ら審査員の票と合わせグランプリ、準グランプリ各1点を決める。
 地にぎりGPは、日本人になじみの深いおにぎりで地域活性化を図ろうと、青年部が昨年から開催。今年も事前に「地にぎりお絵かきコンテスト」を開いて宇和島圏域の食材を使ったオリジナルおにぎりのアイデアを募り、913点の応募があった。青年部所属の料理人らが使用食材や見栄え、実現性などを協議。子どもの部(中学生以下)と大人の部(高校生以上)から各3作品を選び、実際におにぎりに仕上げた。