愛媛県の西条高校(西条市明屋敷)の地域・歴史研究部の2年生4人がこのほど、国学院大などが主催する第11回「地域の伝承文化に学ぶ」コンテストの学校活動部門で優秀賞に輝いた。自噴水「うちぬき」や、結晶鉱石「輝安(きあん)鉱」の国内最大級産地だった市之川鉱山に関しリポートをまとめた。生徒らは「学んだことをより多くの人に知ってもらいたい」と願っている。
 部では2013年5月から、うちぬきと市之川鉱山についてフィールドワークや専門家を招いた学習会などを実施。ガイドマップや市之川鉱山の「検定本」を作ってきた。
 コンテストは、伝説や祭りなど地域文化を調査研究した高校生が3部門で競う。西条高は学校やクラスなどの活動として行った地域研究活動の実践報告をする部門に応募した。