地域経済の第一線で活躍する女性が活動発表などを行う「2016年度中四国ブロック商工会女性部交流会」が13日、愛媛県松山市道後町2丁目のひめぎんホールであり、中四国9県から参加した約950人が、地元貢献への思いを新たにした。
 各県の代表者による活動発表で、愛媛県代表の中里あゆみさん(久万高原町商工会女性部)は町中心部の久万町商店街で開いている「くままちひなまつり」について報告した。寂れた商店街を元気にしようと仲間を募り、今では880メートルの通りに1万1000体のひな人形を飾るようになった名物イベントで、中里さんは「お遍路さんが『ここを通ってよかった』と言ってくれたのがうれしかった。地域を代表する祭りとして続けていきたい」と意気込みを語った。