来年で創立130周年を迎える伊予鉄道(愛媛県松山市)の歴史を紹介する「坊っちゃん列車ミュージアム」が9日、同市湊町4丁目の本社1階にオープンし、清水一郎社長ら関係者がテープカットで祝った。
 ミュージアムは111平方メートルあり、本社前に展示していた坊っちゃん列車の原寸大複製を移設。明治期の乗車券や各時代のレール断面など約60点を展示したほか、写真パネルで車両の変遷などを説明している。
 清水一郎社長は「入場無料なので、多くの人に集まってほしい」とあいさつ。展示品は定期的に入れ替える方針で「鉄道マニアも訪れる場所にしたい」と語った。営業時間は午前7時~午後9時。