大地震だ!慌てず消火 新居浜で400人訓練
巨大地震などの大規模災害に備えようと、小学校と地域の連携強化に向けた防災訓練が6日、愛媛県新居浜市垣生1丁目の垣生小学校であり、児童や地域住民ら約400人が避難誘導や初期消火活動などに取り組んだ。
同校区では2004年の豪雨災害で土砂崩れや床下浸水が多発したことを受け、地元の垣生校区連合自治会(岡部淳二会長)が06年から毎年実施。13年からは小学校高学年の防災リーダー育成へ小学校と合同で開催し、地域を挙げて防災意識向上を目指している。
訓練はマグニチュード9、震度7の地震が発生したと想定。児童らは教室内で身を守った後、津波に備え、3階以上に避難した。
大規模災害時の避難所に指定されている同校の体育館まで高齢者を誘導する訓練を初めて実施した。