暑さが最も厳しいとされる大暑の23日、愛媛県内は太平洋高気圧に覆われ、新居浜市の最高気温は全国で最も高い35.9度を観測した。愛南町でも35.0度まで上昇し、今年初めての猛暑日となった。県内の全観測地点で30度以上の真夏日となり、各地で今年の最高気温を更新した。
 朝から真夏の太陽が照りつけ、午後2時すぎに35度に達した愛南町。サンゴや熱帯魚が観賞できる同町須ノ川の須ノ川海岸では、浮輪や網を手にした子どもたちが、水しぶきを上げていた。
 松山地方気象台によると、県内は今後1週間は晴れが続き、高温が続く見込み。気象台は「水分を取ったり冷房をつけたりして体調を整え、熱中症に気を付けてほしい」と呼び掛けた。