大賞に樋口さん 南予の写真・動画コンクール 美しい情景活写
南予の美しい情景を写真や動画でとらえた作品コンクールの表彰式が26日、愛媛県松山市湊町5丁目のいよてつ高島屋であり、大洲城の背景で黄金に輝く花火を切り取った、宇和島市の樋口良夫さん(67)の写真「クライマックス」が大賞に選ばれた。
南予の魅力を発信し誘客につなげようと、えひめいやしの南予博2016実行委員会が主催した。県内外から写真277点、動画7点の応募があり、専門家らの審査で入賞作計11点を決定した。
審査員を務めた愛媛写真家協会の古茂田不二会長は大賞作品について「画面いっぱいに花火が広がり、うまく切り取っている」と講評。樋口さんは「花火の色や城との割合がうまくいった」と受賞の喜びを語っていた。