詩や歌詞の世界を声をそろえて表現する「響け!!言霊 第8回“ことばのがっしょう”群読コンクール」(ことばのちから実行委員会主催)が21日、愛媛県松山市堀之内の市民会館であり、市内の小中学生22グループ約500人が、言葉に込めた思いを工夫して発信した。
 各グループは、命や平和、自然をテーマにした詩などを披露。作家の新井満さんら4人が表現力や独創性などを審査した。
 大賞に輝いたのは、北原白秋の詩「お祭り」を発表した伊台小学校3年生53人による「とにかくわっしょいIdai3」。膝でリズムを取りながら「わっしょい」という言葉の繰り返しに強弱を付け、威勢よくみこしをかく様子を演出し、会場を盛り上げた。