太鼓台、地域を一つに 新調10年目 記念式に120人 四国中央・寒川西部
愛媛県四国中央市寒川町の寒川西部太鼓台が新調して10年目となる秋祭り本番を前に、地元の集会所で9日、記念式があった。
2007年に新調した太鼓台は高さ約4.8メートル、全長約11メートル。記念式には住民ら約120人が参加した。神事の後、そろいの法被を着たかき手約100人が太鼓のリズムに乗せて「ソーリャ、ソーリャ」と掛け声を上げながら、力を合わせ差し上げを披露。地区内を巡回運行した。
西寒川自治会の飛鷹定男会長(69)は「地区には新しい家も建ち、住民が増えている。太鼓台を中心につながりを大切にしていきたい」と話していた。
21日午後8時からマルナカ三島店(寒川町)で、22日午後2時からは三島南中学校グラウンド(同)で統一寄せがある。