宇和島で県副市長会 空港利用促進など議題 11市意見交換
愛媛県副市長会秋期会議が24日、宇和島市津島町高田の道の駅「津島やすらぎの里」であり、県内11市の副市長らが松山空港の利用促進対策や移住に関する取り組みなどを議題に意見を交わした。
松山市は9月に松山空港就航のソウル線が無期限運休になり、国際定期便で唯一残る上海線の利用促進の必要性を訴えた。県市町振興課の萩原啓課長は「オール愛媛で対応する必要がある。各市でも外国人観光客に対応できるよう、観光資源のブラッシュアップや案内板の設置などに努めてほしい」と述べた。
八幡浜市は、2017年度に整備予定の「お試し移住住宅」の管理方法などについて意見を求めた。宇和島市は現在貸し出している4棟の状況を説明。「家電や家具などを完備し、希望者がすぐに生活できるよう準備している」と紹介した。