中学生が防犯をテーマに描いたポスターの展示が13日、宇和島市伊吹町のフジグラン北宇和島店で始まり、買い物客らに防犯意識を高めるよう呼び掛けている。20日まで。
 全国地域安全運動の一環で宇和島署と宇和島地区防犯協会が毎年、管内の小中学校から作品を募集し、今年は17点が集まった。
 危険ドラッグの誘惑から子どもを守る大人や地域の安全を見守る警察官を描いた作品が並ぶ。全国の応募1852作品の中で県内で唯一、全国優秀作品に選ばれた城東中学校(同市新田町3丁目)の1年の生徒(13)のポスターは、不審者に付きまとわれる小学生が地域住民に助けを求める緊迫した姿を表現している。
 鬼北町の女性会社員(22)は「まちの安全への取り組みが分かりやすく描かれている」と話していた。