2015年7~12月に国際宇宙ステーションに滞在した宇宙飛行士・油井亀美也さん(46)のミッション報告展が20日、愛媛県八幡浜市沖新田のみなと交流館ホールで始まった。21日まで。
 会場には、最重要任務だった無人補給機「こうのとり」のドッキングなど油井さんが国際宇宙ステーションに滞在した142日間の軌跡や、ステーションとの往還に着用されるロシアのソユーズ宇宙船のレスキュースーツ(重さ約10キロ)などを展示。県みかん研究所(宇和島市)が開発した長期貯蔵技術で低温保存した県産かんきつが「こうのとり」に積み込まれ、ステーションに届けられたことも紹介している。
 「えひめいやしの南予博2016」の特別イベントとして21日午後6時から道の駅「八幡浜みなっと」緑地公園である、油井さんのミッション報告会に合わせて開催。21日の展示時間は午前9時~午後8時。